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同期が退職代行で辞めたと聞いて「逃げ」だと思っていた私が少し考え込んだ話

こんにちは、あかねです。

先日、昔の職場の同期とランチをしたときのこと。「実はあの子、退職代行を使って辞めたらしいよ」という話を聞いて、思わずフォークを持つ手が止まってしまいました。

正直、そのときの私の第一声は「えー、そこまでしなくても…」だったんです。我ながら、ちょっと冷たい反応だったなと今は思っています。

「辞める」って、思っていた以上に消耗する

私自身、今の会社に移る前に一度転職をしています。当時を思い返すと、仕事そのものより「辞めます」の一言を上司に伝えるまでのほうが、ずっとしんどかったんですよね。

切り出すタイミングを見計らっては、今日は忙しそうだからやめておこう、明日にしよう、と先延ばしにして。結局、言い出すまでに3か月近くかかってしまいました。夫には「顔色悪いよ」と心配されるし、夜はなんだか眠りが浅いし。仕事中も、頭の片隅にはずっと「いつ言おう」という考えが居座っていて、経理の数字を追っていても集中しきれない日が続きました。それでも誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまっていたんです。

私が運よく穏便に辞められただけだったのかも

幸い、私の場合は引き止められつつも、最終的には円満に退職できました。だからこそ「辞めるときは自分でちゃんと話すもの」と、当たり前のように思っていたんです。むしろ、簡単に人任せにするのはちょっとずるい、くらいに考えていた気もします。

でも同期の話を聞いてから、ふと考えました。あれは私がたまたま話の通じる上司に恵まれていただけで、誰でも同じように辞められるわけじゃないのかもしれないな、と。有休の消化や残業のことで揉めたり、そもそも話し合いの場すら作ってもらえなかったりする職場も、きっとあるんですよね。

帰り道に夫と話したこと

その日の夜、夫にこの話をしてみました。すると夫は少し考えてから、「辞めたいって言えない状況まで追い込まれてるってことなんじゃない?」と。夫の言葉はいつも、私の視野を少し広げてくれます。

はっとしました。私は「手段」のことばかり見ていて、その手前にある「そこまで追い込まれていた同期の気持ち」を全然想像できていなかったんです。ランチの席で冷たい反応をしてしまったことを、ちょっと反省しました。

「甘え」と決めつける前に

それからというもの、退職代行について検索してはいろいろな人の体験談を読むようになりました。その中で、「自分で辞めるべき」と思っていた男性が、考えを変えたという内容の記事に出会ったんです。

自分の中のモヤモヤをうまく言葉にしてくれているようで、読みながら何度もうなずいてしまいました。同じように感じている方がいたら、一度読んでみると気持ちが少し整理されるかもしれません。

▶ 退職代行への考え方が変わったという男性の体験談

もちろん、サービスを使うかどうかは人それぞれですし、使わずに済むならそれが一番かもしれません。ただ、選択肢があること自体を知っているだけで、気持ちの逃げ場ができる気がするんです。

まとめ

辞め方に正解はないし、しんどさの感じ方も人それぞれ。同期のことも、今なら「それだけ追い詰められていたんだろうな」と素直に思えます。

私にとって退職は、思い出すと今でも胃がきゅっとなる出来事です。だからこそ、もし今、誰かに「辞めたい」と言い出せなくて苦しんでいる人がいたら、一人で抱え込みすぎないでほしいなと思います。私みたいに3か月も悩み続ける前に、です。